第1回 裁縫、苦手だった私がミシンを買った日──子どもの入園準備

裁縫

裁縫は、ずっと苦手でした。
小学生のころ、雑巾を縫うだけでもうまくいかなくて、
家庭科の授業のたびに緊張していたのを、今でもよく覚えています。

 

そんな私が、ミシンを買うことになったのは、子どもの入園がきっかけでした。
通っている「子どもの家」では、手作りの通園グッズが必要で、
「やっぱり市販品を買うしかないかな……でもできれば自分で作ってみたいな」と、
しばらく迷っていました。

 

でも、いざ「作ってみよう」と思っても、
そもそもミシンの仕組みさえよくわかっていなかった私。
種類もいろいろあるし、値段もまちまちで、なにを基準に選んだらいいのか見当もつきませんでした。

 

思いきって、近くの手芸店に相談しに行ったところ、
お店の方がとても親切に説明してくださり、「一度試してみますか?」と、
ミシンのレンタルをしてみることに。

 

お店の方に基本の使い方を簡単に教えていただき、
自宅で数日間ためしてみることができました。
それだけでも、「ミシンってこんなふうに動くんだ!」という発見がたくさんあり、
「これならなんとかやっていけそうかも」と思えるようになりました。

 

そして後日、教えてもらったのと同じ機種を、思い切って購入。
人生で初めて、自分のミシンを持つことになりました。

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