はじめに
きっかけは子どもの遊ぶ姿でした。
日常のふとした瞬間が、ものづくりのヒントになることがあります。
今回紹介するのは、子どもが遊ぶ中での「こんなバッグがあったら便利かも」という着想から生まれた、ハンドメイドの黄色いミニバッグです。
自宅にある余り布を活用し、実際に使いやすさを考慮しながら仕上げたこのバッグ。
「もしかすると、他のお子さんにも役立つかもしれない」と考えたのが、初めてのメルカリ出品への一歩でした。
使用した材料
- 表地:黄色のキルティング生地
厚みがあって丈夫なため、小物入れにぴったりです。 - 裏地:黄色の別布(質感の異なる布、色は統一)
肌触りが優しく、見た目の統一感も意識しました。
※用途や見た目の一体感を考えて、全体をイエロー系でまとめました。
作業手順
- 生地をカットする
表地・裏地を同じ大きさにカットします(例:20cm×25cmなど)。
※2~3歳の小さな手にちょうど良いサイズ感を意識。
今回は持ちても表地と同じ生地を使用しているので、持ち手の分(2本分)もカットします。 - 中表で合わせ縫い
表地と裏地を「中表」に重ね、両サイドと底の三辺をミシンで縫います。「中表」とは布の表面同士を合わせた状態を指します。 - マチを作る
マチを作ることで厚み・立体感が出て収納しやすくなります。マチ幅は3cm程度が目安。 - 表に返す&形を整える
縫い終わった袋をひっくり返し、角を丁寧に整えます。 - 持ち手の取り付け
はじめにカットした生地の裏側を出して縫います。端まで縫えたらひっくり返し、バッグに縫い付けて完成!今回は出来上がりサイズを2cm程度にしました。
作ってみて・使ってみて
「必要だから仕方なく作った」のではなく、「どこかの誰かのために、こんな作品があれば便利かな」という気持ちからスタート。
大人の真似をしたがるからこそ、大人と同じようなものを持たせてあげたいと言う気持ちで作りました。
また、思い切ってメルカリに初出品し、写真撮影・サイズ計測・丁寧な説明文作成の大切さも実感しました。
ものづくりを通じて自分自身も成長し、“必要に迫られた裁縫”が、“楽しんで誰かの役に立ちたい”という前向きな気持ちに変化していった自分にも驚いています。
まとめ・気をつけたこと
- 安全性や耐久性、サイズ感を小さな子ども基準でしっかり配慮
- 端ミシンや糸始末も丁寧に
このような手作りバッグは、子どもの「使いたい!」気持ちを引き出すだけでなく、保護者としても達成感があります。
誰かの役に立つかもしれない——そんな思いで、これからもいろいろ挑戦してみます。
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