【第8】いよいよ年少さんに!通園リュックを作った話

裁縫

もくじ

  1. きっかけと準備
  2. 材料と作業手順
  3. こだわったポイント
  4. 作ってみて思うこと
  5. 作り方についてのお知らせ

きっかけと準備

プレクラスのときは市販のリュックを使っていましたが、いよいよ年少さん。
園では「その子に合ったサイズのリュック」が推奨されていて、進級準備として、手作りすることに決めました。

幸い、園で年に一度販売される通園リュックのキットがありました。これは、かつての卒園生の保護者の方が、「他の人も作れるように」とまとめてくださったものだそうです。温かいバトンのようなキットに感謝しながら、制作スタート。

とはいえ、うちの子の希望は明確で、

  • 「この色がいい!」
  • 「パンダのつけて!」
    など、キットをそのまま使うには少し難しい状況に…。

そこで、裁断図を自分で書き起こし、希望に合わせた生地を買い直してから改めて裁断。
材料調達からスタートした形になり、なかなか骨が折れました。


材料と作業手順

キット内容:

  • 表地(133㎝×50㎝)・裏地(126㎝×40㎝)・メッシュ(25㎝×45㎝)・スポンジ生地(25㎝×50㎝)
  • ファスナー(20cm)1本
  • ファスナー持ち手テープ(1cm巾×7cm)2本
  • 文ひも80cm×2本
  • 平テープ(2.5cm巾)1m
    • 肩ひも用12cm×2本
    • 袋側ひも用30cm×2本
    • リュック掛け用16cm×1本
  • バックル(2.5cm巾用)2個
  • マジックテープ(4cm×2組)

作業手順:

  1. 型紙を作る
  2. 生地を裁断する
  3. 外ポケットを作る
  4. 外ポケット+マジックテープを表地袋布に付ける
  5. 肩ひもを作る
  6. ふたを作る
  7. ふたに肩ひもと平テープをつける
  8. 表袋を作る
  9. 裏袋を作る
  10. 表袋と裏袋を縫い合わせる
  11. ひも通しに丸ひもを通す

※細かいコツや注意点は、販売用PDFにまとめています。


こだわったポイント

一番苦戦したのは肩ひもの角度
何時間もミシンの前で調整を重ね、ようやく「背負いやすさ」にたどり着きました。

さらに、胸元で「カチッ」と止めるベルトの位置にもこだわりました。
実際に子どもに何度も背負ってもらいながら、納得いくまで縫い直し。
「ここだ!」というポイントが見つかるまで時間はかかりましたが、その分、背負い心地はバッチリです。


作ってみて思うこと

生地の色やパンダのワッペンなど、すべて子どものリクエスト。
だからこそ「形にしてあげたい」という思いが強く、最後まで丁寧に向き合うことができました。

そして完成したリュックを初めて背負ったときの、あの嬉しそうな顔
「わーい!」と誇らしげに言ってくれたその瞬間、
これまでの苦労が一気に報われたような気がしました。


作り方についてのお知らせ

今回のリュックづくりの経験をもとに、
「同じようにリュックを作りたい」と思っている方のために、作り方をPDFにまとめました

  • 材料の選び方
  • サイズ調整のコツ
  • 肩ひもの角度やベルトの位置の工夫
    など、写真と図解で丁寧に解説しています。

詳しくはこちらで販売中です → [リュック作り方PDF販売ページ(準備中)]


次回は、「入園してからの小さな工夫」について。
実際に使い始めてみて初めて気づいた、“あってよかった!”と思える工夫を紹介していく予定です。
よければ、また読みにきてくださいね。

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