第13回 小さな我が子でも自分で持てた!リメイクしてみた習い事バッグ

裁縫

幼稚園や学校、習い事で使うバッグは、できるだけ子どもの体格に合ったものを持たせたいですよね。市販品ならサイズ調整も簡単ですが、指定のバッグがある場合はそうもいかないこともあります。

我が家でも、習い事用の指定レッスンバッグが大きすぎて、2歳の下の子が持ちづらそうにしていました。「自分で持ちたい!」という気持ちは尊重したいけれど、重さやサイズが負担になっては意味がありません。

そこで今回、手元にあるバッグをリメイクして、小さな背中にもぴったり合う「オーダーメイドサイズの習い事バッグ」に改造してみることにしました。

指定バッグはサイズが大きく、ショルダータイプですが、大きくて首にかけている我が子。
歩きにくいだけでなく、体への負担も大きそうで心配に。

もちろん親が持つこともできますが、2歳のわが子は「じぶんで持つ!」と主張。
そこで、本人が楽に背負えて、歩く時も安全なリュックタイプにしたいと考えました。

  • サイズ調整
    実際に子どもの背中にバッグを当てながら、肩ひもの位置と長さを繰り返し確認。
  • 素材の再利用
    家にある材料をフル活用。使っていない古いバッグからバックルを取り外し、肩ひもは家にあった生地と平テープを組み合わせて作りました。
  • 安全性と強度
    本体の上部と底に補強布を縫い付けることで、引っ張られても形が崩れにくく、子どもの動きにも耐えられるつくりにしました。

◆材料

  • 既存の指定バッグ(本体)
  • 補強用布(上1か所・下2か所分)
  • 平テープ(肩ひも用・幅2.5cm程度)
  • 再利用バックル 2個
  • ミシン、糸、裁ちばさみ

◆手順

  1. バッグ本体のサイズを計測し、必要なら底や側面をカットして調整。
  2. 上部に1枚、底の左右それぞれに1枚ずつ補強布を縫い付ける。
  3. 平テープの片側にバックルを取り付け、肩ひもを作る。
  4. 肩ひも上端を本体上部に縫い付ける。
  5. 下部補強布に平テープを縫い付ける。
  6. 下の平テープをバックルに通し、長さ調節をして完成。

リメイク後、子どもは嬉しそうに自分からバッグを背負うようになりました。
肩ひもの長さがちょうどよく、歩いているときも両手が空くので安全面も◎

親としても「ちゃんと自分で持てる」姿と体への負担軽減に繋がって嬉しかったです。既製品のままだったら毎回持ってあげることになっていたと思いますが、調整ひとつで子どもの自立心を後押しできると実感しました。

  • バッグを背負わせたときの長さは、腰骨あたりで底が当たるくらいが目安
  • バックルを使うと成長に合わせて長さ調整が可能
  • 家にあるバッグやパーツを再利用すればコストもほぼゼロ

「指定バッグだから変えられない」と諦めず、肩ひも調整や補強などのプチリメイクを試してみると、驚くほど使いやすくなります。

今回は、指定の習い事バッグを小さくて軽い「我が子サイズ」にリメイクしたお話でした。
ほんの少しの工夫で持ち運びやすくなり、子どもが自分で持てる喜びと自信にもつながります。

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