1.はじめに
第12回でお話しした、初めてメルカリに出品した、小さなミニトートバッグ。
出品ページを少しドキドキしながらお試し気分で眺めていたある日、スマホに通知が!
出品から約2週間……ついにミニバッグが売れました。
ハンドメイドは材料費も時間もかかるもの。完成度には自信があっても、「欲しいと思ってくれる人はいるのかな?」という不安は正直ありました。だからこそ「SOLD」の文字を見たときはとても嬉しくなりました。
2.売れた瞬間の気持ち
スマホに届いた「商品が売れました!」の通知。
「えっ、本当に!?」と心臓がドキドキ。慌ててアプリを開くと、見慣れたミニトートの写真の上に、赤く「SOLD」の文字。
うれしさと同時に、「このバッグ、うちから旅立つんだな」という何とも言えない気持ちがありました。
自分の縫った時間やこだわりを、見ず知らずの誰かが価値として受け取ってくれた――作り手として、これ以上ない喜びの瞬間でした。
3.梱包と工夫
メルカリでの発送経験はあったけど、ハンドメイド作品の出品は初めてだったので梱包方法は特に丁寧に調べて準備したものの、宛名シールの貼り方や発送はスムーズにできました。
- 水濡れ防止のため透明ビニール袋に入れる
- 折りたたんでも厚みが出すぎないよう形を整える
最後に、小さなメッセージカードを添えました。
直接会えない購入者のに気に入ってもらえると嬉しいなという気持ちを届けたくて。
4.発送と小さな達成感
発送方法は「ゆうゆうメルカリ便」を選択。QRコードをかざせば手続き完了。
送り状を貼った袋をポストに入れながら、「無事に届きますように」と祈りました。
帰宅した机の上は少し広くなり、その空いたスペースには新しい布を広げる準備。
そうやって次の制作へ気持ちが自然と切り替わっていくのも、なんだかうれしい流れでした。
5.今回学んだこと
今回感じたのは、「出品してみないとわからない」ということ。
自分では「売れないかも」と思っていた作品が、誰かにとっては「欲しい!」と思える一点ものになる。これは作り手にとって大きな励みになります。
また、商品説明や写真撮影の重要さも実感しました。
- 自然光で撮影して色や素材感が伝わる写真にする
- サイズや素材、特徴を正確に記載する
- 実際の使用イメージを添えて、購入後の姿を想像してもらう
こうした工夫が購入者の安心感につながり、選んでもらえる可能性を高めます。
6.次の一歩へ
ミニトートが売れたことで、自信とともに創作意欲がさらに高まりました。
「次はどんなバッグを作ろう?」とワクワクしながら、すでに新しい物の製作に取りかかっています。
まとめ
初めてのメルカリ売却は、作品づくりとはまた違った喜びと発見をくれました。
「売れるかどうか」は挑戦してみなければわかりません。これからも縫う時間を楽しみながら、少しずつ出品も続けていきたいと思います。
次回は、この経験をきっかけに生まれた新作バッグの制作エピソード。どんな作品になるのか、ぜひまた読みにきてくださいね。
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