第16回 “これも誰かの毎日に”―メルカリ行きミニトート、完成!

裁縫

初めてメルカリに出品した時の、あの小さな達成感は今でも忘れられません。
お裁縫が好きで作ったミニトートバッグが、誰かの手に渡り、日常の一部になる――それは嬉しさだけでなく、ワクワクした気持ちにもなります。
前回はカラフルなドット柄で作りましたが、今回はシンプルで使いやすいデニム生地を選びました。男女問わず持てる落ち着いた雰囲気にしつつ、中はギンガムチェックでほんのり可愛らしさも。もちろん今回もリバーシブル仕様で、使う人が気分に合わせて裏表を楽しめるようにしています。

  • デニム生地:24cm(横)×42cm(縦)
  • ギンガムチェック生地:24cm(横)×42cm(縦)
  • 持ち手用生地:12cm(縦)×5cm(横)…2本
  • ミシン糸(表用・裏用で2色)
  • アイロン(折り目付け用)
  • チャコペン(印付け用)
  1. 生地端の処理
    まずデニム生地とギンガムチェック生地それぞれの横端を、ほつれ防止のためジグザグ縫いします。
  2. 袋部分を縫う
    表面になる生地同士を「中表」にして重ね、サイドを縫い合わせます。
  3. マチを作る
    底の角を三角形に折り、マチ部分を縫って立体感を出します。
  4. 持ち手作り
    持ち手用生地の端横もジグザグ縫いしてから中央に折り、両端を内側に織り込んで幅を揃えます。しっかりアイロンで押さえ、ミシンで端を縫って完成。
  5. 袋と持ち手の取り付け
    袋部分を表に返し、持ち手の位置を決めて印をつけます。袋口を縫う際に持ち手も一緒に挟み込み、強度を高めるため持ち手部分は2重縫いします。
  6. 仕上げ
    糸の始末を丁寧に行い、形を整えて完成です。
ミニトート作り方3

今回は、単に作るだけでなく「出品すること」を強く意識しました。サイズの確認や縫い目の仕上がりだけでなく、メルカリでの写真映えも重要ポイントです。光の当たり方や背景の色を変えるだけで、作品の印象が大きく変わります。
また、「子どもが少し乱暴に扱っても大丈夫」なくらいの強度を目指して、縫い目は細かく均等に、糸のほつれも残さないよう注意しました。

手作りのものは、作った人の想いと時間が詰まっています。
今回のミニトートも、どこかで誰かの日常の中でたくさん使ってもらえることを願っています。
そしてまた、新しいデザインや色合わせで、次の物作りにも挑戦したいと思います。

「これも誰かの毎日に。」そう考えると、お裁縫時間が特別に感じられます。
お裁縫をされる方は、ぜひ自分だけのミニトートにチャレンジしてみてください。

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