第19回 年子育児だからこそ気がつけた成長と工夫

裁縫

上の子が現在のモンテッソーリ園では、お料理のお仕事をすることがあり、エプロンを使う機会があります。ちょうど去年の今頃にエプロンが必要になり初めてのエプロン作りをしました。それが私の「子ども用エプロン作り」デビューでした。
そして今年、年子の下の子もプレクラスに通い始め、そろそろエプロンが必要になるよな〜と思いながらなかなか作り始められずにいたら、「来週使います。」と連絡をもらい慌てて週末に作ることにしました。

子どもは、ちょっとした工夫で自分でできることが増えます。

上のこの時はちょうどボタンに興味を持っていたため、留める部分をボタンにしました。
下の子は今ボタンに興味を持っていますが、まだ練習中。ボタンにしようか、マジックテープにしようか悩みましたが、今回は自分でエプロンをつけることが出来るようにマジックテープで作ることにしました。
まだ背も低いので、エプロンの長さも上の子より短めいにしました。

◆使用材料
・白い布(エプロンが白指定のため)
・細いゴム
・マジックテープ
・好きな柄の布(エプロン入れる用の袋に)
・ミシン、糸、アイロン、裁ちハサミ

◆簡易作り方
1.断裁
エプロン本体・首と腰ひも・ポケット分を裁断。縫い代分として2cm程度大きめに切る。

2.端の処理
布の端を2回折り、縫うことでことでほつれ防止する。

3.ひもとマジックテープの取り付け
位置を確認し本体にひもの片側を縫う。マジックテープの位置も確認して縫う。

4.ポケットをつける
ポケット用の布の4辺の端を折り、ほつれ防止に縫う。縫い終わったら本体の表側にポケットを縫う。


5.帽子を作る
帽子はYouTube動画を参考に、裁断→縫製→バイアステープ→ゴム入れの手順で仕上げる。バイアステープは前回同様同じ白い布を切って代用する。
ゴムはきつすぎないよう何度も装着して確認。

6.収納袋を作る
エプロン、帽子が畳んで入るサイズで袋を作る。今回はマジックテープ式の開閉口にしました。

完成したので下の子に試着してもらうと、「私の〜?やったー!」と笑顔で喜んでくれました。自分にもエプロンを作ってもらえたことが嬉しいようで、私も嬉しくなりました。
頭のサイズは上の子と下の子がほぼ同じなので、以前作ったものを参考にし、前回よりも時間がかからずに出来上がりました。

完成したエプロンと帽子を、さっそく下の子に試着してもらうと、目を輝かせて「私の?やったー!」と大喜び。
「自分のために作ってもらった」という気持ちが伝わったようで、私もとても嬉しくなりました。

帽子のサイズは上の子の時とほぼ同じだったので、以前作ったものを参考にスムーズに進めることができ、前回よりも時間をかけずに完成しました。

年子育児では、どうしても上の子の物を下の子にお下がりする機会が多くなりがちです。でも今回のように、同じような物を何回か作ることで、自分の裁縫スキルの成長を感じることができました。
前回よりも手際よく、仕上がりも丁寧に。何より子どもが喜んでくれたことで、「手作りしてよかった」と心から思えました。
これからも、子どもたちの成長に合わせて、必要なものを楽しみながら作っていきたいと思います。

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