【第11回】おもちゃ袋からアイデアがぽんっ!初めての“自分発”ミニバッグ

裁縫
  • はじめに
  • 使った材料
  • 作業手順
  • 作ってみて

ある日、子どもがおもちゃを布の袋に詰め込んで、楽しそうに遊んでいる姿を見ました。
それを見てふと、「こういうときにぴったりのバッグがあったら、もっと遊びが広がるかも」と思ったんです。

それまでは「園で必要なものをなんとか作る」のが精一杯。
でもこのとき初めて、「あると便利かも」「自分で作ってみたいかも」という気持ちが自然と湧いてきました。


  • キルティング生地(表地用)
  • 子どもが好きな色の布(裏地用)

キルティングを使うことで、少ししっかりとした仕上がりに。
マチをつけて、小さいけれど自立するミニバッグに仕上げました。


  1. キルティングと裏地用の布を、同じサイズにカット
  2. 中表に合わせて、両サイドと底をミシンで縫う
  3. 底の角にマチを作る(希望の幅で斜めに縫って角をカット)
  4. 表に返して形を整える
  5. 持ち手用の布をカットして縫い、最後に本体に縫い付けて完成

サイズは、子どもに相談しながら「これくらいがいいかな?」と一緒に決めました。
本人が持って「ちょうどいい」と感じるサイズ感にできたのが、今回のささやかなこだわりです。


今回は、型紙なし・完全に感覚で進めたバッグづくりでした。
「こんな感じかな?」と気軽に始めた割には、ちゃんと形になってくれて、子どもも嬉しそうに使ってくれています。

そしてなにより、初めて「誰かのために何かを作りたい」と思って自分から動いたことがうれしかったです。
暮らしの中で自然と湧いてきた「作ってみたい」が、少しずつ裁縫のハードルを下げてくれている気がします。


次回は、この気持ちの延長で、
「もしかして、こういうのって他の子にも役立つかも?」と思って作ったバッグのお話です。
ついにメルカリへの出品を思いついた、小さな一歩のエピソードも。
よければ、また読みにきてくださいね。

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